湿気対策！中山流、梅雨を乗り切る“梅雨じたく”

整理収納アドバイザー、お部屋と心のカウンセラーの中山真由美です。

最近の梅雨時期は、湿度が年々高くなり梅雨時期を過ごすのが辛くなったと感じている方は少なくないのではないでしょうか？

これまでさまざまなお宅にお伺いし整理収納をしてきましたが、特にここ数年前、梅雨時期に湿度が高くなり、湿気があるところにはカビが発生しやすい環境にあると感じています。

そんな辛い時期を乗り越えるためにまた快適に暮らせるように、これからやってくる梅雨と夏に向けてお部屋の「梅雨じたく」をオススメします。

衣類の衣替えがあるように、ぜひ整理収納の観点で家も見直しをしてみましょう♪

中山流 梅雨じたく。2つの鉄則と重点箇所4箇所

私は、この時期に湿気がこもりやすい場所の整理収納を見直します。今回は、実際に私がやっている梅雨じたくをご紹介させていただきます。

梅雨じたくの鉄則

特に梅雨時期には、２つのことを特に意識します。

• 鉄則１：収納スペースの「７割ルール」
  通気を良くするための大原則です！いっぱいに詰まっていると、風通しも悪くなってしまいます。
  
• 鉄則２：換気
  お天気がいい日は収納の扉をあけて空気の入れ替えをこまめにしています。 お部屋の窓だけではなく、収納の扉をあけることがポイントです。

重点箇所4箇所

鉄則を頭に入れつつ、特に湿気がこもりやすい重点箇所4箇所のポイントをおさえていきます！

キッチン

水回りや火の回りは、湿度が高くなるため梅雨時期前に、収納の中のモノを全て出してホコリを取り、水拭きをしてから半日かけて乾かしましょう。
スッキリ乾かしてから物を収納していきます。収納については、風を通せるようにしたいので、収納スペースの7割収納を目指すことがポイントです。

洗面

キッチン同様、水回りは湿度が高いため、洗面ボールなどの下の収納エリアは、キッチンと同じように対応してください。
また、洗面はタオルのストックや下着などを置く方もいると思います。
タオルや衣類類は湿気を吸収しやすいので、使わない物はできるだけ持たないように心掛けることがポイントです。 物の絶対量をキッチン同様、収納スペースの7割にしましょう。

クローゼット

厚手のセーターやコートなど、この時期に着ない衣類の衣替えは済ませておきましょう。
衣類は湿気を吸収しやすいため、収納スペースの7割を目指してみてください。
また、防虫剤や除湿剤のセットをすることも忘れずに！

玄関

玄関は、外からの影響を受けやすい場所。収納スペースに余白がないと、湿気が多い下駄箱の中はカビが発生しやすくなります。
できるだけ、収納スペースの７割を目指して必要な靴だけにしておきましょう。
梅雨前には、靴を一度出して、水拭きをしてください。カビの菌が残っていると、あっという間にカビだらけになります。
また、靴磨き用のタオルがある場合は新しいモノに替えておくのもオススメです。
布モノは水分を吸収しやすいためです。
空いた空間に、除湿剤は必須です！

無理せず計画的に

急に全部をやろう！と思っても、なかなか難しかったりもします。
少しずつ計画を立てて準備しておけば、ジトジトの梅雨時期をストレスなく乗り越えることができると思いますので、ぜひ参考にしてみてください

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