私、中山真由美は、2007年より整理収納アドバイザーとして活動をしてまいりました。2007年当時は、この業界のビジネスモデルは存在せず、お掃除と整理収納の違いを明確に理解していただけることも少ない状況があり、事業構築が非常に難しい時代でした。そのような中で、整理収納のお仕事を理解してもらい、より多くの方に広げられるようにと一番力を入れてきたことは、整理収納アドバイザーの育成や企業さまへのPR活動です。もちろん個人のお客さまお一人お一人を大切に、お問い合わせいただいた方には最高のサービス提供を目指しました。

最近では、SNSやYouTubeなどで整理収納に関する多くの情報が発信されています。当時と比べ、整理収納サービスの認知も上がり、少しずつですがサービスをご利用いただいているお客さまも増えていると感じています。また、住宅関連の企業さまにおきましては、整理収納アドバイザーへの認知も高まり、各社の事業において多くのコラボレーションをさせていただけるまでになりました。

こういった変化がある中、注目の資格として取り上げられるなどの背景もあり、整理収納アドバイザーとしてお仕事をしていきたいという方も増えているのではないでしょうか？

整理収納アドバイザーには、さまざまな働き方があります。皆さんがご存じのユーチューバーさん、講師、インスタグラマーさんなど、整理収納サービスだけではなく、自分の得意な分野と掛け合わせて多様な活動できるお仕事です。

私は、整理収納アドバイザーの仕事は無限の可能性があり、住宅関係の業界だけではなく、どの業界にも必要な存在なのではないかと感じています。実際に、いろいろな業界の企業さまとのお取引も増えており、整理収納アドバイザーのノウハウが必要とされる場面の広がりに手応えを感じています。

このような流れの中で、私は、多様化した世の中に対応できる整理収納アドバイザーがますます必要になってきていると感じています。 私たちは、お客さま、企業さまに、安定したサービスや必要とされる情報を提供していかなければなりません。

そのためには、整理収納アドバイザーさん自身のキャリアアップが必要になります。

そして、お客さま、企業さま、視聴者の皆さまに安定した質の高いサービスを提供したい、また整理収納アドバイザーをお仕事にしようとお考えの方にあらゆる場面に対応できる厚みのある知識や経験を習得していただきたいと強く考えるようになり、このキャンプを開校することにいたしました。

ご自身のお家の中を片づけるにも、プロとして整理収納サービスを展開するにも、根幹である整理収納の現場を経験することが大切です。このキャンプでは、座学に加え、実際の現場経験を積む実践プログロムも組み込んでいます。さらに、実践で経験するだけではなく、ひと現場ごとに講師からのインプットとフィードバック（振り返り）を繰り返します。このカリキュラムを通して学び経験することで、ご自身がお仕事をする上で大切な財産を手にしていただけると考えています。

また、整理収納キャンプのカリキュラムを終えた方の中には、このキャンプの講師になられる方もいらっしゃると思います。分野を問わず活躍できる整理収納アドバイザーさんを育成することは、きっとご自身の活動の場を広げることにもつながることでしょう。

私たちの整理収納キャンプは、お客さまとのふれあいを通じ、ご自身の可能性を引き出すための現場スキルを習得する場として、歩みを進めてまります。ワンランク上の整理収納アドバイザーを目指して、私たちと一緒に学び、経験していきましょう。

キャンプ長　中山 真由美